アレンのサイズ感



私の足の詳細はプロフィールにあるが、革靴の日本サイズは23cmになる。
アメリカの靴で、私が合いやすいサイズは6-6.5。
足の幅が狭く、ワイズのAの数は多ければ多い程良い。
前回のアレン、6.5AAを履いてみた結果は?

狭い!(よし!
小さい!(えぇ〜?

Allen

長さがギリギリ!
履けるけど靴下は厳しい。せいぜいタイツまで。
(画像は最も薄手のレッグウェア、ベージュのストッキング)
爪先に向かって徐々に薄くなっていく靴のため、甲はもっと薄くして欲しいのに、爪先周辺は逆に薄過ぎてなんだか窮屈な状態(幅狭足あるある)。

アルスノバはぴったり過ぎて靴下では履けないので、靴下で履けるローヒールの紐靴が欲しかったんだけど…。
アレンはAAだし、靴下で履く事を想定していたんだけど…。
幅自体はJISのA位かな?こっちは想定内なんだけど…。
革が馴染めばまた変わるだろうけど…。


私の足は傾斜の強いエジプト型。
これは6.5だが、もっとスクエアに近い足だったら7じゃないと入らなかったかも。
7にするか悩むサイズ感である。
値段次第では7AA買ってみてもいいかな…。靴下で履く用に。出たら、だけど。


いつもそうだが、やはり靴の中で足が斜めに入り指が外に流れてしまう。
いつもの縦アーチの低下もあるが、トゥがとんがっているのも関係あるかも。
こういう靴はギリシャ型の方が合うだろうな。
紐の位置が予想より爪先寄りで、トップラインが全体的に低く、ソールが硬い。
つまり、紐靴なのに踵抜けしやすい。

とりあえず踏まずパッド仮装着で大分良くなった。
しばらく履きながら調整してみる予定。
場合によっては爪先周辺のみピンポイントで上に伸ばすといいかもしれない。


アレンは履き心地がいいのがウリらしいのだけど…。
正直、よく分からない。このアマーストは足を選ぶ木型かもしれない。
そもそもグッドイヤーという時点で筋力のない足には本来、あまり向かない気がする(でも買っちゃうんだけど)。
通勤で履いてみたが、踵に靴擦れが出来て痛い。
ただ、痺れや浮腫はないし、指は痛くない。
さて、馴染んだらどうなるか。

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女性のためのアレン・エドモンズ



アレンの名前を初めて知ったのは、昔、幅狭靴を探し始めた頃。
幅の狭い紳士靴を作っているメーカーの筆頭に挙げられていた。
いつか役に立つかもしれないと、とりあえずそのページをブックマークした。

次にその名前を見たのは、幅狭靴探しを再開した2年前。
ヤフオクでレディスのローファーが流れていた。

へえ。紳士靴しかないメーカーだと思っていたけど、婦人靴もあるのか。
婦人靴は数が少ないけれど、アレンは評判がいいようだから、いつか手に入れられたらいいな。


…その「いつか」がやってきた。

Allen

Allen

Allen


名前は「Amherst」。
アメリカはマサチューセッツ州にある街の名前。




アレンの代名詞、360度グッドイヤー。ヒールは17mm。

Allen

ミントコンディション。

Allen


フルレザーの内部は足が気持ちいい。
ボール部から踵にかけてクッションが入っている。

Allen



年代判別はよく分からないが、セラー曰く90s。
今のアレンにはレディスはない。

Allen
https://global.allenedmonds.com

筆記体などの明らかに古そうなペアも今のところ、見た事がない。
一時期だけ作っていたのだろうか?

新しいから革も柔らかい。
前回のmodern missはガチガチで岩のようだったが、今回は手入れ前でも躊躇なく足入れできた。


サイズは6.5AA。

Allen

足幅の狭い私が靴を探す時は、なるべくAAA以下を狙う。
どんなに気に入ってもAAまで。
今回AAでも購入したのは、ロングウイングで、ローヒールだったから。
ロングウイングは表記よりも幅が狭くなるだろうと想定。

低いヒール。
4アイレットの外羽根。
ロングウイング。
アルスノバのロングウイングと共通する要素。
でも雰囲気は全然違う。
尖ったトゥ、浅めの履き口、小さなパンチ穴で、どことなくレディな面持ち。

Allen

いい!可愛い…!
あー、こういうのホント好き。

Allen

トゥのパンチはちょっと荒いけど笑。


セラーがとても丁寧な方で、薄紙できれいにパッキングしてくれていた。
おかげでゆがみも皺もなく、完璧な状態で海を越え、手に入れることができた。
おまけで入れてくれた美しい絵葉書は、部屋に飾ろうと思う。

Allen

Modern Miss 手入れ完了



手入れが終わった。

手入れ前。

modern miss

手入れ後。
撮影時刻が違うので分かりづらいが…

modern miss

まだひしゃげてる。
履いていくと直るかしら。
皺の寄っていた靴紐はナイロンなので、アイロンをかけた。

この靴、最初はそんなに汚れていないと思っていたのだが、
ちょっと擦るとまあこれでもかと付いてくるこげ茶の汚れ…。
隙間にこびりついたばっちいのを頑張って落とした。

細い方の糸は黄色だった。

modern miss

こだわりは素敵だけれど、もったいなくて色付きクリームが塗れない。
赤茶のクリームを入れたいんだけど…。
こういう時は皆さんどうしているのだろう?


実は今回、手入れに2つ失敗している。

1つめは、シミができてしまった事。
いつも通りグリセリン→レーダーオイル→1909という行程で手入れをしていたのだが、1909を塗布後、しばらくして見たらシミが!

modern miss

がーん。
確か1909の塗布時、ちょっと多かったのよね…。
まあどうせすぐしみ込むし〜と呑気に構えていたらこんなしっぺ返しを食らってしまった。
いや、それともオイルのせいかしら。うーん。


2つめは、鳩目のコーティングの劣化。

modern miss

多分、水気が駄目だったと思われる。


ま、でも履けない事はない。
気にしなければいい。(大雑把…)


タンの付け根の糸が解れているように見えたので、修理済の靴のピックアップついでにS8Sでご相談。

modern miss

ライニングの端なので多分大丈夫だろうとの事。
紳士靴ではよくある事らしく、同じような仕様の紳士靴を見せてくれた。
私の靴よりもずっと大きいため、付け根も分かりやすい。
明らかに布の切れっぱなしの端っこだった。

この日は、以前古靴ブログ界で盛り上がったバーシティも見せて頂いた。
ホリ氏のアツい講義を拝聴しているとすぐに時間が経ってしまう。


さて、東京はちょっと前まで雨ばかり。
革靴すらご無沙汰だったけれど、漸く太陽が戻ってきた。
雨が降らない日を狙って、履き降ろそうと思う。

シューツリーが…ない! 3



続き。

問題はよく履く1軍の靴達なのだが。
…そもそも、靴にツリーは必要なのだろうか?

ここまで来て何を言っているのかと思われるかもしれないけれど、細過ぎて入るツリーがないと言われた現行のオーダー靴は、ツリーがなくとも特に不都合を感じない。
なおけんたさんからは、きちんと釣り込まれた靴にはツリーがいらない…というコメントも。


以前、フェラガモのパンプスに合うツリーが欲しくて、フェラガモジャパンにメールで問い合わせた事がある。
ebayで購入したAAAAのパンプスと型番の画像を添付し、合うツリーがあるか質問した。
直営店ではどこでも買えるという回答に、喜び勇んで靴を店舗に持ち込んだら…答えはノー。
ツリーは立派な木製のものが存在していたものの、持参した靴には全く入らなかったのだ。

がっかりする私に、小田急新宿店、フェラガモブティックの店員の女性はとてもよくしてくれた。
足を運んでいただいたのに用意ができず申し訳ないと頭を下げ、
ツリーがありそうな店のメモをくれ、
幅の狭い靴が手に入れ辛い状況に理解があり(彼女自身少し幅狭で、日本で売っているフェラガモの幅が合わず海外でB幅を購入していた)、
持参したパンプスを丁寧に包んでくれた。
そしてこう言った。
「お客様、靴は履いてあげる事が一番のケアですよ。」


そんな訳で、よく履く現行靴にはツリーを入れない事にした。
手入れにツリーが欲しくなったら、履いたまま磨けばいいのだ。
自分の足がツリー代わり。


現行靴はともかく、古い靴に何も入れないのは少し怖いので、1軍の古靴にはこれを。
布製のシューキーパー。

tree

こういうタイプなら、リボンを解き中の綿を抜けば、幅の狭い靴に入るのではないかと考え購入。
去年楽天で買ったが(今は売っていないようだ)、手作りバザーでも売っていそうな、どことなく懐かしい形。

靴を整える力は弱いかもしれないが、逆に言えば余計な負担はかからない。
甲の皺の沈み込みを取り敢えず防ぐことができ、通気性がよく、手軽に入れられる。
軽いので修理に持ち込む時にも使用。

tree

カゴにぽいぽい入れても可愛い。
中には綿と一緒にハーブも入っていて、ほのかにいい香りがする。

tree


結論。
・あまり履かない靴…薄紙・新聞紙+プラスチックの棒
・手入れ中の靴…薄紙・新聞紙+突っ張り棒
・よく履く古い靴…布製シューキーパー
・よく履く現行靴…入れない

素敵な木製のツリーに縁がなかったのは残念だけれど、とりあえず満足している。
…安く済んだしね。

シューツリーが…ない! 2



続き。

ツリーがないのなら、作れば良いのである。

とはいえ、私は一応、世間一般に言うところの兼業主婦。仕事に家事に子供の世話がある。
木からツリーを切り出せたらカッコいいが、あまり時間がない。
もっと簡単に、そしてなるべく安く済む方法を考えてみた。


■ ツリーを切ってみた

プラスチック製のツリーは切る事ができる。
こういうハサミを使って

tree

カットしてみた。

tree

が、うまくいかない。
側面を切り落としてしまう事になるので薄くなりすぎる。
踵側はさすがに切れないし、バネの強さは当然変わらない。という事に切ってから気づいた。アホだ…。


■ 棒を自作してみた

新品で靴を購入すると入っていることがある、紙製のあの棒。

tree

これが靴の分だけあればいいのでは?

ちょっと調べてみたが、固有名詞が分からない。素人が手に入れる事は難しいかも…。
という訳で、それっぽい素材をホームセンター等で購入。
先程のハサミで丁度いい長さに切ってみた。


・竹やプラスチックの筒

tree

紙製の棒に近い直径7mm(竹製はどこかに失くしてしまった)。
切りにくい。
それでも頑張って切断した途端、切れ端が部屋のどこかに超高速で飛んでいく。危険である。
切れ端も危険。


・アルミのパイプ

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直径3mm。
曲げられると靴を入れる時に便利かと思い購入してみたが、曲げた所が折れやすいので微妙。
曲げなければ問題なく使えるが、それなら別にアルミじゃなくてもいいような…。


・プラスチックの棒

tree

直径5mm。
切りやすい。程よくしなり、靴に入れやすい。
コスパも良い。
丸めた薄紙+棒の組み合わせなら、どんなトゥにも合う。
毎日使う靴には面倒だが、あまり履かない2軍の靴には良さそうだ。


・つっぱり棒

tree

バネ式のツリーとはつまり靴内部で突っ張っている訳で。
それならばと短いつっぱり棒を購入。
ただし、100均のものは一番短いものでも長過ぎたので、更に短いものを楽天で購入。
平安伸銅工業製の隙間用ポール。
最長16cm〜最短13cmまで短くできる。

靴に入れるととこうなる。

tree

踵側はなるべく面積を小さくしたいので、先端のキャップを取り外して新聞紙をかましている。
これ、非常に便利。
短い状態で靴に入れ、後から無段階調節で伸ばすことができる。
靴の状態やトゥの新聞紙の量が左右で違っても大丈夫。
多少濡れても平気で、靴の様子を見ながらいくらでも調整できるため、主に写真のような古靴の初期メンテに使用。
お値段も2本で400円ほど。
安い。素晴らしい。

思った以上に長くなったので、さらに続く。