自由日 5

アルスノバを出て、最後の目的地、千駄ヶ谷はSUPER8SHOESへ。

目的その1。
新しく入荷したピープトゥの試着。

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画像はSUPER8SHOESのブログから。

サイズについてはメールで事前に問い合わせ済。


目的その2。
靴の修理。

もうお店のブログに結果が出ているが、一応経緯を書いておく。
実は40sのフローシャイム、羽根の付け根が左右計4箇所、全て取れてしまっている。

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これのせいで試着も、室内でそーっと足入れをし、そーっと立ち、そーっと隣の椅子まで歩く位しかできていない。ヒール高が6cmと結構あるので、1番負荷のかかるこの部分を治さないと危ないし、まともにサイズジャッジもできない。
こちらについてもメールで事前に問い合わせ済。


千駄ヶ谷から行くのは初めてなので、方向音痴の私は若干迷う。
SUPER8SHOESの手前に、SUPER8SHOESと似たレンガ色で地下階のあるビルがあるが、目的地はその数軒隣にある。

目印はこれ。



SUPER8SHOESでの修理価格が分かる。

IMG_0881-2.jpg


地下にあるドアを開けると、土曜日の午後の店内は男性ばかり。
前回来た時もそうだったが、メインは壁一面どころか店外まで溢れ返る紳士古靴なので当然なのだが…場違い感がすごい。女ひとりで来てすみません…。
若干挙動不審になりながら堀口さんを探し、メールのお礼を言い、修理担当の男性に靴を見せる。
すると開口一番「かわいい」。
えっかわいいの?その発想はなかった。でも嬉しい。

修理の再確認。
メールでの打ち合わせ通り羽根の付け根から修理するが、革を当てた方が良いかもしれない事、婦人靴なので女性の職人(この日は不在)の意見を取り入れながら進める事を話してくれた。
羽根の修理がうまくいってサイズに問題がなければ、トップリフトとハーフラバーを貼ってもらう。

ヒールの巻きは金属ではなく、革の上から樹脂でコーティングされているのではないかとの事。
なるほど。要はエナメルのようなものって事かしら。


次は試着。
ピープトゥ3ペアを始め、履けそうな靴を出してもらうが…どれも緩い&大きい。残念。
でもFOOT-SO-PORTのサイズ感が凡そ分かったのは収穫。

試着中、隣で若い男性が足元に靴を並べ、どれを買うかしばらく悩んでおられた。堀口さんにそのうちの2ペアについて値段を聞き、どちらも1.5万位だったので思わず「安いですね」と私が言うと「ですよねえ」と男性客。


堀口さんは店の婦人靴や私のフローシャイムを見ながら、このカーブが色っぽい、とか、このトップラインの角度がいい、とか仰るフェチっぷり。
その発想はなかった(2回目)。
マイサイズがレアな私にとってデザインは二の次、という事もあるだろうが、男女で少し視点が違うのかもしれない。


帰る前、紳士靴も見ていいか尋ねると、快くOKしてくれた上に簡単に解説までしてくれ、時代を見分けるポイントはメンズもレディスも同じだと教えてくれた。
(でも私にはやはりよく分からなかった。紳士靴は全部同じに見える。堀口さんごめんなさい。)
説明の途中、何気なく靴を渡してくれたが、ひっくり返して現れたお値段何と20万超。高!
目玉が飛び出た私に向かって堀口さんはニヤリと微笑み「安いでしょう?」
安いの!?

…紳士靴は奥が深い。


お店を出たのは18:30頃。これで自由日はおしまい。
図書館には行けなかったし、予定が前後したものの概ね満足した自由日であった。
良さそうなお店も教えてもらうことができたので、次はそちらに行けたらいいな。
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コメント

No title

この日はロミヒーさんではなかったんですね。男性のリペア担当の方もおられるのは知りませんでした。

HALさんが仰られるように、「全部同じに見える」のが、普通の感覚なんでしょうね。うちの奥さんも「同じのばっかり」と言います笑

で、こちらは負けじと、「ここの切り替えしが珍しい」とか、「このシボ革は50年代の…」「この出し縫いがすげえ細かい」とか、いろいろと薀蓄を語るのですが、「フーン。それより、お腹空いた」としか言ってもらえず。

なおけんたさんも同じ苦労を味わっておられると以前ブログで見ました笑

Re: No title

kuromameさん

> この日はロミヒーさんではなかったんですね。男性のリペア担当の方もおられるのは知りませんでした。
>
> HALさんが仰られるように、「全部同じに見える」のが、普通の感覚なんでしょうね。うちの奥さんも「同じのばっかり」と言います笑
>
> で、こちらは負けじと、「ここの切り替えしが珍しい」とか、「このシボ革は50年代の…」「この出し縫いがすげえ細かい」とか、いろいろと薀蓄を語るのですが、「フーン。それより、お腹空いた」としか言ってもらえず。
>
> なおけんたさんも同じ苦労を味わっておられると以前ブログで見ました笑


薀蓄を見聞きするのは楽しいんですよ笑。靴関係は男性のブログばかり読んでいます。
それがちゃんと理解できるかは残念ながら別のようなんですが。

でも好きな何かについて語れる人って目をキラキラさせてとっても楽しそうに話すんですよね。
うちの夫は今はアウトドアメーカーのオタクですが、私には良く分からないメーカーの良く分からない何かについて熱く語ります。
私はフーンと聞いています。あんまり聞いていない時もあります笑。
逆になる時もあります。私は靴について語り、夫はフーンと生返事しています。

No title

Super8Shoes 、私は昨年訪問してからもう半年以上が経っています。年に1回しか東京に行けないんですから仕方がありませんが。
私の場合、その年1回がちょうど靴磨き講習会にぶち当たって、十分に靴を見ることも、堀口さんとたくさん話をすることもできませんでした。ただ、堀口さんが私のことを覚えてくれていたこと(まだ実店舗がなく、アパートの一室に事務所を構えていたころに訪問しました)、私のブログを見てくれていることに感動しました。その時はリペア担当の男性も女性もおられて、紹介していただきました。
靴の話になると、堀口さんは止まらなくなり、マニアックな話が飛び交い(私は普通に理解していますが)、わからない人には全く意味不明の会話に聞こえることでしょう。うちの家族なんてもう、異次元の世界と思ってますから(笑)。
男の靴は、女性の靴に比べるとデザインの種類が少ないですから、一目ではわかりにくい細かいディテールにこだわりますね。靴は履きやすくてカッコいい(または可愛い)だけで十分なのに、製法や生産地や仕様、手間のかかり方などに一喜一憂します(私もそうです)。スーツも同じことが言えます。だいたい男の趣味の世界はそういう部分が多かれ少なかれありますね。でも最近はそういう男の専売特許だった世界に女性の方々がやって来られて、新しい空気を入れてくれているのかもしれません。

Re: No title

なおけんたさん

> Super8Shoes 、私は昨年訪問してからもう半年以上が経っています。年に1回しか東京に行けないんですから仕方がありませんが。
> 私の場合、その年1回がちょうど靴磨き講習会にぶち当たって、十分に靴を見ることも、堀口さんとたくさん話をすることもできませんでした。ただ、堀口さんが私のことを覚えてくれていたこと(まだ実店舗がなく、アパートの一室に事務所を構えていたころに訪問しました)、私のブログを見てくれていることに感動しました。その時はリペア担当の男性も女性もおられて、紹介していただきました。


お店の方に覚えてもらえていると嬉しくなりますよね。
私も以前一度お邪魔しただけ、しかも靴も何も買わずに「もっと狭い靴ありませんか」程度の会話しかしていなかったのです。
でも、メールで問い合わせた時に「あの時の方ですか」と聞かれました。


> 靴の話になると、堀口さんは止まらなくなり、マニアックな話が飛び交い(私は普通に理解していますが)、わからない人には全く意味不明の会話に聞こえることでしょう。うちの家族なんてもう、異次元の世界と思ってますから(笑)。
> 男の靴は、女性の靴に比べるとデザインの種類が少ないですから、一目ではわかりにくい細かいディテールにこだわりますね。靴は履きやすくてカッコいい(または可愛い)だけで十分なのに、製法や生産地や仕様、手間のかかり方などに一喜一憂します(私もそうです)。スーツも同じことが言えます。だいたい男の趣味の世界はそういう部分が多かれ少なかれありますね。でも最近はそういう男の専売特許だった世界に女性の方々がやって来られて、新しい空気を入れてくれているのかもしれません。


婦人靴はヒールで雰囲気が変わりますし、流行も出ますので分かりやすいんです。
私の場合、見分け方もかなり適当なんだと思います。答え合わせをする相手がいませんから、アメリカ服飾史とかの本を図書館で探したり(大体服の話ばかりで靴は出てこないんですが)、ひたすらebayを眺めて「この仕様は40s以降…な気がする」「これはxxだから20s以前…な気がする」といった感じです。全部「気がする」です笑。

女性物のファッション雑誌は、あまり読まなくなりました。チラ見位はしますが、自分の好きな服はもうずっと変わっていないし、靴の特集を見ても、世の中にはこんなに靴があるのに私には一生履けないのだと虚しくなるからです。
ですので最近は男性ファッション誌を読みますが、それこそ「製法や生産地や仕様、手間のかかり方」に注目して記事が書かれているなと感じます。
女性誌ですとxxとxxが合う、とか、洋梨体型ならパンツはxxがいい とか、見た目重視になりますので、視点が違って面白いです。
今は夫が買ってきたBeginを読んでいます。靴&カバン特集です。
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