どうみてもミイラ

ある日、たまたま見つけた古い靴。
とりあえず見た目は20s辺り、結構細そうだなあとセラーに長さやら幅やらを質問してみたらいけそうだったので買ってみた。
そんな、なんか古そう、なんか細そう、安い(確か40$弱の即決)というゆるい理由でポチってみた靴。
実物を見た時のファーストインプレッションは「…ミイラ?」


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インソールは届いてから分かった。The Packard Shoe。
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広告は紳士靴しか出て来ない。
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Google News Archive Lewiston Evening Journal - Mar 20, 1908

でもこれは婦人靴だと思う…多分。根拠はないけれど。
紳士靴にしては小さすぎるし細すぎる。ウェルテッドなのに底幅73mmの靴に殿方のおみ足が入るとはちょっと信じがたい。
インソールの縁もカーブしているし、ヒールも4cmある。ちゃんと積み上げてる。

ソールは当時特有の形。わずかにPackardのロゴが見える。トップリフトは穴空きgoodyear。
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ユニオンマーク入り。
Factory Noは288?286?
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Boot and Shoe Warkers Unionについてはwikiがある。

英語が分からない私は雰囲気でなんとなく眺めて分かった気になるだけ。
子供に働かせるのはやめようとか、長時間労働をなくそう的な事が書いてある…気がする。フランスからの移民が多かった、と書いてある…気がする。

サイズ表記は36?もしくはUS5?
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手入れしてみた。
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ミイラからアンデッド位にはなれただろうか…もうちょっとやった方が良さげ。ケア一周じゃ足りないか。

洗ったらこんなところが色抜けしてびっくり。
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クリームを入れたけれど、あまりカバー力に優れたクリームではないし(たまたま色味が合ったから使った)、場所が場所なだけにまだ目立つ。手入れしていけばそのうち馴染むかしら(希望的観測)。
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ちょこちょこ傷があるが、やすりがけは面倒くさそうだからやらない笑。


一応履ける。
ファッションアイテムとして、ポインテッドトゥは便利だ。服が適当でも履くだけでデキル女風にしてくれる。激甘フリフリスカートにも辛口パンツにも合う。
ワイズがジャスト。私のナロー過ぎる足についてこられるなんて。素晴らしい。
ただちょっと小さい。歩けるけど捨て寸が足りない。ボール位置が後ろに感じるし、つま先がとんがり過ぎて小指薬指がばっちり当たってる。
家で履く分には痛くはないが…うーん。
まあそもそも、これだけ古い靴を履こうとする方がおかしいのだけれど。

ミイラな靴には、ミイラな花を。
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洗ってたら出てきた。
当時の花びらだとしたら、ちょっぴりロマンティック。
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コメント

No title

女性の靴についてはよくわかりませんが、これは男の靴好きが喜ぶ手間のかかり方ですね(笑)。
随分皺が伸びてお手入れの成果が十分出ていると思います。
こんな婦人靴が今出てきてもおもしろいと思いますけど・・・・。

Re: No title

なおけんたさん

> 女性の靴についてはよくわかりませんが、これは男の靴好きが喜ぶ手間のかかり方ですね(笑)。
> 随分皺が伸びてお手入れの成果が十分出ていると思います。
> こんな婦人靴が今出てきてもおもしろいと思いますけど・・・・。

元が結構酷かったですからね笑。
手入れしてみたものの、流石に古すぎたようで履くにはデリケートです。
履き口とか閂が危ないです。

作りはともかく、今でも見た目似たようなのは探せばあるかもしれませんが、もっと幅広になるでしょうから、そうなるとバランスが変わってくるでしょうね。
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